
<仲林利恵 / Rie Nakabayashi>
幼少の頃より母・仲林光子から、篠笛(みさと笛)と箏の手ほどきを受ける。篠笛と能管を鳳声晴由氏、箏を小笠原節氏、神田囃子を小林一奏氏、葛西囃子を矢作伸二氏にそれぞれ師事。
1995年NHK邦楽技能者育成会卒業。以降、様々な分野の演奏家と共演し積極的にコンサート活動を行う。2000年から小馬崎達也&PANGAEA<パンゲア>のメンバー、2001年からは和太鼓グループ梵天のゲストメンバーとして、国内外のツアーやアルバムにも多数参加。
そして祖母である鈴木いね子が創立した箏曲七声楽院(そうきょくしちせいがくいん)の3代目として2代目・仲林光子と共に後進の指導と演奏活動。更に学生時代親しんだピアノや合唱の経験を糧に、西洋音楽の切り口から和楽器の新たな可能性を追求している。

<曲淵俊介 / Shunsuke Magaribuchi>
国立音楽大学卒業。
これまでに打楽器を福田隆、佐野恭一、宮崎仁、池上英樹、仙波清彦の各氏に師事。
卒業後は、Sonic Interaction 2015にて世界的エレクトロニクスのCort Lippe氏とのDuoや、ソリストとして吹奏楽団との共演、テレビ番組でのバンドサポート、コルグのシンセサイザー「Nautilus」ファウンドパーカッションのサンプリング、オーケストラや現代音楽のCDレコーディングの参加等、ソロやアンサンブルを中心に、吹奏楽やオーケストラ、ポピュラー音楽、現代音楽、古楽即興など幅広いジャンルでの演奏活動を行っている。
在学中より作曲家の後藤洋、斉木由美、西村朗、安良岡章夫各氏の打楽器アンサンブルでの新曲初演をはじめ、山邊光二、梅北直昭各氏等、若手作曲家への委嘱を通して、過去の打楽器音楽のみならず、新しい音楽の分野を日々研究している。
「上野信一&フォニックスレフレクション」メンバー。
中世音楽合奏団「Laudesi Tokyo」打楽器奏者。
Percussion Unit「Paltissimo!」客演奏者。
甲斐清和高校音楽科打楽器専攻非常勤講師。